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WEBデザイナーとプログラマーならどっちが良いの?業務や年収の違い

投稿日:2019年4月2日 更新日:


  • WEBデザイナーとプログラマーってどう違うの?
  • なるならどっちが良いんだろう?

こんにちは、フリーランスWEBデザイナーのSHINOBUです。

WEBデザイナーとプログラマーの違いはわかりづらく、あまり区別がついていないという人は多いと思います。
今回は、そういった人に向けて以下の内容をハッキリさせていきます。

色々な点で比較をしていますので、気になる部分から読み進めてみてください。

では、さっそく本題へ!

WEBデザイナーとプログラマーの役割の違い

まずは概要から理解するために、WEBデザイナーとプログラマーの役割を見ていきます。

WEBデザイナーの役割

世の中に出回っているWEBサイトのいわゆる見た目(デザイン)を描いたり、HTMLやCSSといった言語を使ってWEBサイトをPCやスマホ上で見れる状態にする(コーディング)といった役割があります。

まとめ:見た目担当

プログラマーの役割

WEBサイトで言うなら、サイトを表示する部分でなく、サイトやサービスが機能する「仕組み(システム)」の部分を構築するのがプログラマーです。

例えばネットで服を買うとき、ユーザーは「①商品を選んでカートに入れ、②ユーザー情報を登録し、③カード情報を入力し決済完了」します。
このそれぞれの段階でシステムは動いています。
はたから見ると、どうやっているかは全く想像つきませんが、そのブラックボックスをプログラミング言語で仕組みを作り、動かしているのがプログラマーです。

まとめ:仕組みづくり担当

WEBデザイナーとプログラマーの業務の違い

それぞれの役割が少しわかったところで、実際の業務(作業)の違いを見ていきます。

WEBデザイナーの業務

デザイン案を作ります。手書きのラフを作るところから、本格的にソフトでデザインを作り込むところまで、全てWEBデザイナーの仕事と言っても過言ではありません。

デザインワークで使うソフトとしては、構成書レベルであればPowerPointなどで、本格的にデザイン案を作っていく際はPhotoshopやillustratorなどが挙げられます
これらのソフトの詳細については「PhotoshopとIllustratorの違いは?どっちを勉強するべき?用途を簡単解説」で解説しています。

そしてWEBデザイナーはデザインだけでなく、コーディングも担当することがあります(スキルがあれば)。
コーディングとは、HTMLやCSSなどのマークアップ言語を使い、デザイン案を実際にWEB上で表示されるようにする作業です。

まとめ:見た目を作ってWEB上に表示させる

プログラマーの業務

プログラミング言語を使ってシステムを構築します。
サイトやサービスの要件定義(仕組み作りに必要な要素出しや全体設計)をし、構築・実装していきます。

基本的には、一つのサービスにつきベースとなるプログラミング言語は一つです。
やりたいことやサービスの内容によって数ある言語を使い分けたり、得意とする言語をベースにシステムを作っていくこともありそうです。

ちなみに言語とは、プログラミング言語のことで、「こういう公式を書いたら、WEBサイト上ではこう動く」みたいな指令を記述します。いわゆる、おまじないみたいなものです。
具体的なプログラミング言語は、PHP(ピーエイチピー)やRuby(ルビー)、Perl(パール)、Python(パイソン)、Java(ジャバ)、C(シー)などがありますが、これは今は理解できていなくて大丈夫です。

より具体的にイメージするには…

簡単に業務の違いをお話しましたが、より具体的なイメージを持つには、レバテックなどのサービスで実際の案件を見てみるのが一番良いと思います。

例えば、具体的な仕事内容や求められるスキル、報酬のリアルな金額感などがすぐにわかります。
そして、「給料こんな高いの…!」とか「これならいけるかも…」など、自分の現状に照らし合わせた感想が出てくると思います。

サービスによって扱っている案件や求人の性格が少しずつ異なります。
なので、見比べるうちに、自分の好みと合う/合わないが出てくるはずです。
まずは手始めにいくつか登録して、「デザイナー」「エンジニア」などでザッと見比べてみることをおすすめします。

(※とりあえず求人・案件情報を見たいとう場合は、たくさんメールが来ても困らないようにサブのメールアドレスなどで登録するのが良いかもしれません)

WEBデザイナーとプログラマーの働き方の違い

それぞれの違いが、だいぶハッキリしてきたのではないでしょうか。
ここからは「自分がなるとしたら」「目指すなら」みたいな視点も少し加えながら見てみてください。

WEBデザイナーの働き方

雇用形態の話をすれば、正社員、フリーランス、独立(起業)など、基本的になんでもありです。作業環境(PC)とネットワーク(Wi-Fi)などが整っていれば、場所は選ばず仕事をできるのがWEBデザイナーです。

前述の作業内容からもわかるように、お客さんと打ち合わせをしたりミーティングをしたりする以外は、基本的にPCと向き合って制作を続けるような仕事とも言えますので、場所はどこでも良かったりします。

正社員の場合は基本的には出勤退勤がありますが、勤務時間に関しては、他の業種よりなんとなくユルい印象があります。10〜11時出社、19〜20時退社とか。
私の周りには、勤務時間が決められていない会社で働いているデザイナーもいます。納期までに滞りなく案件を進められさえすれば、働く時間も自分で管理できるということですね。

要するに、WEBデザイナーに求められるのは「成果物」なので、時間どうこうより、パフォーマンスを上げられる環境で「より良いアウトプットを出してくれればそれでいい」という風潮があるんだと思います。(イマドキのITっぽさがあります)
ただ、肌感覚としては、朝遅く来て、夜遅くまで仕事をしている人が多いような気もします…。

また、フリーランサーが増えやすいのもWEBデザイナーの特徴かもしれません。
先述の「場所を選ばない」という点に加え、「納品に際する手離れの良さ」が理由に挙げられます。
WEBデザイナーの仕事の基本的な流れは「デザイン作る→(コーディング)→納品する」です。納品の時点で一旦は「成果物」として手離れします。そこから、SEOコンサルをやったり、広告運用をしたり、保守運用を手伝ったりと、プラスαで引き続き入り込むことはあります。あくまでプラスαなので、納品時点で一旦区切りが付くようなイメージです。

そう考えると、歯切れよく次々と案件をこなすことができ、特定の案件・クライアントに縛られないという意味で、フリーランスとして動きやすいと言えます。
(一方、特定のクライアントと近距離でずっと付き合っていくことは、継続的に収入が得られる点でメリットは大きいです。)

プログラマーの働き方

プログラマーはWEBデザイナーと比べると、フリーランスが少ないかもしれません。
というのも、プログラマーが扱うのはサービスの「仕組み」の部分あり、システムに不具合が起きれば、その都度対応が必要にったりします。あるいは、サービスに仕様変更があれば(元号の変更なんかはまさに)、それもプログラマーの対応が必要になります。
「納品して終わり」ではなく、サービスを裏支えする主体なので、基本的に特定の企業や案件に中長期的に寄り添うスタンスも多いです。

そして、勤務の様子ですが、プログラマーも夜が遅いイメージです(※あくまで個人的なイメージです!)。そして、出勤時間は人それぞれな印象。
今まで3社で、色々なプログラマーの方と仕事をしましたが、いわゆる規則正しい生活スタイルを送る人はかなり少数でした。
これは仕事の内容上(突然のシステムエラーへの対応が必要だったりで)仕方ないかもしれません。特にECサイトで不具合が発生したりすると、機会損失で売上に直結するので、一早い対応が必要になります。解決するまで終われない、なんてことも…。

1日の過ごし方としては、プログラマーも基本的にPCと向き合う仕事がメインです。
PC作業やデスクワークが好きな人は、心地よい過ごし方かもしれません。

WEBデザイナーとプログラマーの難易度の違い

では、それぞれ難易度にはどのような違いがあるのか。
技術習得の難易度
就職の難易度
この2つを意識してお伝えしていきます。

WEBデザイナーの難易度

まず具体例をあげると、制作会社などで働いた経験がない人でもフリーランスとして仕事をしている人はいます。知人には、そこから独立(起業)した人もいます。

つまり「参入障壁は低い」と言えるかもしれません。

というのも、WEBデザイナーとして仕事をするのに必要なスキルは「デザインスキル」プラスα「コーディングスキル」になりますが、コーディングはわりとすぐに身につき、それさえ出来れば仕事自体はもらえるからです。(WEBデザイナーというよりコーダーになりますが)
コーディングスキルは、本を一冊(最後に紹介します)しっかりと勉強しさえすれば、ある程度身につきます。
(効率的な勉強法については「WEBデザイナーが知っておくべき言語とその最短の勉強法」で紹介してます。)

ただ、「なりやすい」と「継続的に仕事をしていける」とでは大きな差があります。

難しいのはデザインスキルで、「できるようになった」という指標が明確にありません。
なので極端な話、レベルに関係なく「WEBデザイナーです」と言った者勝ちです。
いずれにしろ、仕事をしながらずっと勉強していくスタンスです。やっていく中でどんどん上手くなっていくような感じです。

実際の就職の状況ですが、WEBデザイナーは売り手市場な気がします。
WEBデザイナーの将来性が危ぶまれている現状ではありますが、まだまだ制作陣の人手不足に困っている事業所は圧倒的に多いです。

ある程度デザインとコーディングが出来れば、就職自体はそこまで厳しいものでもないかもしれません。

まとめ:
「なりやすい」かもしれないが、「出来た」が無くずっと勉強していくスタンス。

プログラマーの難易度

プログラマーとして必要なのはプログラミング言語やデータベース設計の知識です。
これらは、WEBデザイナーより、さらにロジカルな思考が必要なスキルと言えます。

一つの言語習得にかかる時間・労力に関する参考をお伝えします。

知人の2人のプログラマーさんは、両者とも独学スタートでした。
1人は学生時代に時間を十分に使いながら2年間勉強し、新卒でシステムエンジニアとして就職しました。
もう1人は、仕事をしながら終業後に数時間の勉強を続け、8ヵ月である程度の基礎スキルをつけ、中途でエンジニアとしてのキャリアをスタートしました。終業後の学習はかなりストイックに、かなり合理的に進めて8ヵ月で習得したそうです。

上記は一例であり、実際のところ習得には得手不得手などの個人差があります。仕事をしながらなのか、仕事をやめて学校に行くのか、そういった状況も人それぞれです。
ただ、少し触れるとわかることですが、プログラミング言語を一つ覚えようとするだけで、肌に合うか合わないかはなんとなく実感があると思います。

試しに少し勉強してみるのも良いかもしれません。

市場的には、完全なる売り手市場です。そして、それはこれからも少しの間続きます。
プログラマーは圧倒的に需要過多なので、ある程度のスキルが身につき、仕事に就くことができた時には、収入としては安定感がありそうです。

WEBデザイナーとプログラマーの年収の違い

気になるお金の話、さっそく具体的に見てみましょう。

WEBデザイナーの年収

厚生労働省のデータを参考に見てみると、

平均:年収400万円前後

こんな感じです。

年齢別年収の参考値はこのような感じです。

20代:300万円前後
30代:400万円前後
40代:450〜500万円
50代:450〜500万円

これらは正社員やフリーランスなどの、働き方の違いを取っ払った、いわゆる純粋な平均のモデルと考えて良さそうです。

その点、私が実際周りを見ていて感じる主観は「WEBデザイナーって稼げるの?給料・収入のリアルな話」にもまとめていますので合わせてどうぞ。

プログラマーの年収

一方プログラマーは以下のように言われています。

平均:年収550万円前後

年齢別データなど、気になる方は厚生労働省のサイトなど合わせて確認してみてください。

レバテックのような仕事紹介サービスを見ると一目瞭然です。
給料に関する条件は圧倒的にプログラマー>WEBデザイナーです。

前述のように、プログラマーの方が参入障壁が高かったり、働き方の負荷が大きい(場合がある)点で収入も上がります。
より高度な専門職というイメージですね。

あなたが目指すべきは、WEBデザイナーとプラグラマーどっち?

長々と書きましたが、細かな比較は以上です。

上記の点を踏まえて、どちらが自分にあっているか、どちらになりたいか、思うところが少なからずあったのではないでしょうか。

個人的な印象ではありますが、ざっとそれぞれのイメージをお伝えします。
(語弊を恐れず書きます。)

WEBデザイナー

・デザインというものに触れたい人はこっちかも。
・「見た目」に対する意識が強い人はあっているかも。
・物事を「画」で捉えるのが得意な人は楽しいかも。
・自由度の高い働き方をしていきたい人はこっちかも。
・ずっと座って、じっとPCをいじるのが苦じゃない人は向いているかも。
・1pxのズレなど、細かな部分も意識できる感覚の人は向いているかも。

プログラマー

・ロジカルに考えるのが得意な人はこっちかも。
・物事の「仕組み」の部分が気になるという人は合っているかも。
・根気強く頭を回転させることが苦にならない人は合っているかも。
・ずっと座って、じっとPCいじるのが苦じゃない人は向いているかも。

より具体的にイメージするなら…

ここまででなんとなく方向性が見えたという人は、実際の案件情報を確認してみると、よりイメージは具体的になると思います。
とりあえずいくつか登録しておきつつ、いろんな求人をザッと見比べてみるのがおすすめです。

おまけ

これらを踏まえ「自分はWEBデザイナーだな」と思った方には以下をご紹介します。

これさえやれば、とりあえずコーディングのベースはOK。

これだけで、後々WEBデザイナーとして、収入が1.2〜1.3倍にはなります。
コスパのいい投資だと思って、ぜひ試してみてください。

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スクールを検討している人はここ

独学に自信がなく躊躇する場合は、スクールをおすすめします。
やはり、プロの元で勉強する方が、早くて間違いがないのは確かです。
スクールを検討している人は、とりあえず以下の2つを見てみてください。

▼TECH::CAMP

TECH::CAMPは、有名なので一度は聞いたことがあるかもしれません。
一通りのコーディングスキルやデザインワークの基礎だけでなく、プログラミングを学ぶ環境も充実しています。いずれはプログラミングも勉強したい、という方にはちょうど良いかもしれません。

▼デジタルハリウッド STUDIO by LIG

WEB界隈で絶大な知名度を誇るLIGさんなので、行くだけでも1つの良い経験です。




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SHINOBU

フリーランスのWEBデザイナー兼フロントエンドエンジニア。イラストレーター。
新卒は某ベンチャー営業職→半年間WEBを勉強→WEB制作会社入社→フリーランス転身。現在はIT大手のクリエイティブチームに所属しながら、プロジェクト単位で複数チームに参加。
4大卒で、デザインの勉強は25歳から。美大でもない、経験もない。そこから2年後フリーランスとしてスタートするまでのこと、そしてフリーになってからの色々なことを記録していきます。